建築実例Work

団地リフォーム/何もかも古い家

新狭山団地をドローンから観る。

物件概要

用途分譲団地の一室/個人住宅
場所埼玉県狭山市
規模・構造地上5階建て/RCパネル工法
敷地/延床面積15.7坪
構造事務所
施工団地生活デザイン/他DIY
撮影山田洋和/池田屋
備考

新狭山団地は築40年、総戸数770戸32棟の巨大な分譲団地。   1階東端の一室52㎡をフルリフォームする。内装は当時のままなのでその古さから各所カビの発生なども見られ、床から外壁全面に断熱材を入れ直し、南側の続き間を一体化して12.5帖のL・D・Kとした。

小さな子供がいるのでベビーカーで玄関からそのまま入れるように玄関横の一部屋を土間床として多目的な場所とした。全体的に柔らかいイメージを出す為、出入口開口をアール型にしている。基本的にDIYでどこまで出来るかをコンセプトとしているので、誰でも簡単に手に入る素材を中心としている。オーナー自ら施工に参加してのプロジェクト、これからもより住みやすく進化する過程を楽しんで欲しいものである。

 

L・D・K Before

L・D・K After 続き間を一体とし、キッチンをアイランド型として大きな一室空間とした。

玄関より廊下を観る。  Before

After   玄関土間を広げて右側の部屋とつなげて一体化した。

玄関横の一室。  Before

玄関土間と一体化した多目的な空間。  納戸として、遅くに帰宅したお父さんの書斎として、子供達が大きくなったら夫婦の寝室に。  また右側の壁面は一面黒板塗装なのでチョークで書き放題!

洗面脱衣室、浴室。  Before

洗面脱衣室、浴室。  After。  床を張り替え、床壁の断熱入れ替え、浴室も新規に。

既存トイレ。  Before

After   床壁の断熱材の入れ替え、一部壁面に収納棚を配置し、その面に貼ったタイルは消臭機能のある素材を採用。

続き間から北側を観る。  Before

アイランドキッチンから観る。  After。  各出入口は角を取りアールにして柔らかい雰囲気とした。

L・D・K全景。  続き間を一体化し、アイランドキッチンとし、家族と作業するカウンターを造った。

子供部屋。  Before

子供部屋。  After。  間仕切りの角を取り、2人の女の子の為の2段ベットと組み合わせる事で階段や机にもなる可変式キューブ型造作家具を配置。

子供部屋のキューブ型家具は組み合わせ自由。  収納だけでなく階段や机にもなる。

団地の1階の特権である専用庭。  Before

専用庭は「廃材のスタイリスト/金井良一」氏にお願いした。。。一日でここまで仕上げてしまう事に感動する。。。

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