物件概要
用途 | 戸建住宅 |
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場所 | 東京都渋谷区 |
規模・構造 | 地上3階建・木造在来工法 |
敷地/延床面積 | 18坪/31坪 |
構造事務所 | オンストリーク |
施工 | アーキッシュギャラリー |
撮影 | 馬場 隆 |
備考 |
この住宅は「LDKが最も居心地の良い場所でなくてはならない。」というコンセプトの基に計画された。計画地は都心の閑静な住宅地、渋谷区代々木。敷地面積は18坪。
狭小地ではあるが、南側道路の比較的地型の良い敷地。将来的な家族構成の変化も考慮された間取りは、1階に玄関と予備室、2階にLDK、3階に水廻りと主寝室を配置し、北東の階段室によって屋上までアクセスできるようになっている。2階のLDKは建築面積を最大限に利用し、19帖弱の広さを確保。また、南側には間口3mの全開口サッシを設け、LDKと連続させた約6帖のデッキスペースを設けた。これは、外部を室内に取り込む仕掛けで、道路側の独立壁とともに、〈ソト〉と〈ナカ〉を一体化させている。3階には生活スペース(寝室、水廻り)を集中させ、家事導線を確保。屋上からは北東方向に新宿副都心が一望でき、南東方向には六本木の森タワーまで観え、土地のポテンシャルを最大限に生かし、いかに空間を広く感じられ、見せるかを考えたイエになっている。