ワイズデザイン一級建築士事務所
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上石神井の家
物件DATA
用途 場所 規模・構造 敷地/延床面積 構造・設備事務所 施工
戸建住宅 東京都 地下1階+地上2階建/RC造+木造在来工法
33.1坪/55.5坪 MAY設計事務所・ZO設計室 西武建工
Consept
袋小路の突き当り敷地。接道2.5m弱、既存木造住宅の立替えである。家族は読書好きな中学生2人の子供と夫婦2人の家族。
それぞれが独立しながらも、仲の良い家族を包み込むような家を目指す。皆読書好きで、あらゆる隙間に本棚を配置し、多趣味な家族のプレイルームを地下に配置、ロフトも高度斜線一杯まで利用する。各階階段の踊場に配置した水廻りが、4層あるそれぞれの要素の距離感を緩和している。
ファサードは唯一外部への顔となる西面を、バルコニーの延長として木製のルーバーで西外壁面一杯まで統一させた。
建物解体(2007年5月23日)
いよいよ建物の解体が始まった。
相見積りを掛け、業者選定にも苦労した。一社一社の現場見学に始まり、各業者の見積の精査にはかなりの時間を割いた。結果的には今回が3件目の依頼となる西武建工に決定。そして解体。長年住み慣れた家の解体は住い手にとっては、感慨深いものがあるであろう。隣地に、早々と建売住宅が完成し、危惧されていた擁壁も新しくなった。
確認申請も下りて、いよいよ来月草々に地鎮祭である。


地鎮祭(2007年6月2日/友引)
晴天の中、ようやく地鎮祭を迎えた。
袋小路の突当り、ほぼ四方を住宅に囲まれた33坪の敷地は意外と広く感じる。祭事の前に神主のありがたい説法を聞く。式年遷宮のように、継続し後世に伝える事の大切さを問う。地鎮祭は古事記にも記されている云々。
最近では地鎮祭前の説法などは珍しい。ほとんどは儀式化しているので、事務的にこなす神主がほとんどだからだ。これからの工事が滞り無く、無事に完工出来る事を願う。
地質調査/ボーリング試験+α(2007年6月5〜6日)
総地下掘りをする為、地質調査(ボーリング試験)を行なう。
基礎の耐圧板が地盤面より約3.5mの深さにある為、地耐力を4t以上確保しなければならない。近隣データによると、あまり優良な地盤は期待出来ない土地柄である。しかし、地下基礎底面からの杭工事や地盤改良は難工事に加え、工期延長、コスト的にもかなりの負担を強いられる。ボーリング調査と、今回は土質試験も別孔で行なう。結果は5m〜6mまで優良な地盤が見られず、残念ながら計画変更を行なわなくてはならないのかと思ったが、構造事務所から一つの提案をあった。圧密試験の実施である。これはGL-3.5m付近にローム質粘土が出ている為、土質の圧密沈下試験を行なう事で、長期荷重に対する支持力を導き出すもので、結果如何では直接支持も可能になる。20日間の試験期間を要し、その間は現場も一時中断して結果を待つ日々が続いた。施主も気が気では無かったであろう。それは我々設計者も同じであった。そして先日、最終結果の報告を受けた。GL-3.5m付近のローム質粘土の長期許容支持力度は6.2tf/?程度と算定。皆胸を撫で下ろした。直接基礎が可能になったのである。一時は計画変更も視野に入れていたが、一安心である。工程を組み直し、本格的に工事着工の段取りが始まった。
根切り底の確認(2007年8月22日)
敷地の約65%を総堀りする。巨大な地下空間が出現。
まるで高層ビルの地下を造るかのような腹起こしである。
杭を打つか打たないかで長期の工事中段を余儀無くされた地盤の確認は、構造事務所の先生も太鼓判を押す程、思った以上にしっかりとしたものであった。
これで一安心。。。いよいよ地下壁防水工事に入る。
地下ピット配筋検査(2007年9月26日)
総地下の防水が床面と壁半分が完了し、防水保護モルタルに出した墨のチェックも同時に行なう。地下ピットは汚水と雨水の2槽があり、それぞれポンプアップする計画になっている。ここ数日の雨続きで工期が遅れ気味である為、ピッチを上げなくてはならない。

スラブ配筋検査(2007年10月3日)
スラブの配筋検査を行なう。
地下防水上の保護モルタルの墨に準じて行なわれたスラブ配筋は、特に問題なく完了。立ち上り配筋も良好であった。明日のコンクリート打設準備に入る。

1階スラブ配筋検査(2007年11月2日)
1階スラブの配筋検査が行なわれた。
地下壁の立上がりと1階スラブを同時に打設、その後1階の立上がりを打設する。検査自体は問題なく終了する。
工程的に若干の遅れが見られる。天候等の影響もあったが、上棟までの工期短縮は難しいため、踏んばり所である。週明けにコンクリート打設を行なう。
基礎(地階)コンクリート完了(2007年12月2日)
基礎コンクリートが完了する。
総地下に加えドライエリアも前面にとった今回の計画。
30坪強の敷地に対して、50%の建蔽率を最大限に利用した。
地下に入るとドライエリアからの光が予想以上に明るい。仕上りが楽しみな場所である。来週には地下のサポートが外れ、週末には上棟式の予定。
複雑な木構造に、デッキを支える為の鉄骨が同時に組み上がる予定である。

上棟式(2007年12月8日/友引)
いよいよ上棟の日を迎えた。
主体構造は木造であるが、地下から1階スラブまではRC造+木造2階建て、一部鉄骨を南側全面に跳ね出している。
上棟と同時に鉄骨の建て方が入る為、早朝から夕刻遅くまで掛かり、日が暮れての上棟式となった。
予想以上に大きなボリューム、何せ50%の建蔽率と100%容積率を共に最大限に利用している。
初対面の大工、ちょっと強面だがそれがまた職人らしいオーラを醸し出していた。彼らの動き易い現場づくりを心掛けよう。
そして、施主の満足そうな笑顔に、これからの工事の安全を祈願し、乾杯をする。
オールラップ(2007年12月21日)
聞き慣れない名称だが、NASAの宇宙服にも使われている素材だそうだ。
「遮熱する」と言う考え方から採用した「オールラップ」文字通り、家全体を遮熱シートでクリスト張りにラッピングする。メーカーサイドは断熱材はいらないと豪語するがやはり不安なのでウール混入の断熱材を入れる。当然、壁面、屋根面共に通気層は設けてある。果たしてその効果はいかがなものか。。。結果が楽しみである。

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