ワイズデザイン一級建築士事務所
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PBG (Paper Box Gallery)
物件DATA
用途 場所 規模・構造 敷地/延床面積 構造・設備事務所 施工
展示ギャラリー 東京都中野区
地上2階建/木造在来工法 95坪/111坪 MAY設計事務所・ZO設計室 大明建設
Consept
都心の住宅地の一角、幹線道路から程近い150坪程の敷地。現状、駐車場になっている2/3程を建物敷地とし50坪を同用途として残す。乱立するマンション群の威圧に耐えながら、これだけの敷地が良く残存していたものである。
建物は多くのコレクションと書籍の倉庫兼展示ギャラリー棟と、サロン兼ワークショップ棟の2棟をパティオを介して配置させる。
自然素材にこだわる為、極力集成材は使用しない構造としなければならない。とは言え、3間半のスパンは集成材でないと厳しい。
構造体と間取りを両立させる為、材料選択から始める。
ボリューム検討
ボリュームの検討を1/100模型でスタディする。
道路斜線、高度斜線、隣地間距離などを考慮しながらのボリュームスタディ。コの字型のボリュームは、構造的なエキスパンションジョイントを設置するかしないかで根本的なボリュームに影響する。構造的な検討と合わせながら考えていかな来ればならない。

地質調査(2007年8月21〜24日)
通常、木造2階建てであれば、地質調査はサウンディング試験(簡易試験)で良いのであるが、免震装置採用による当計画では、地盤の液状化が無いかの調査が必要になり、ボーリング調査を行なう事になった。現状駐車場である敷地に対して3台分の調査スペースが必要になる。幸い全体の2/3が同じ賃借人の為、不動産屋との協議も滞り無く済んだ。調査結果は良好。本格的な免震装置採用の打合せに入る。
役所との協議&ボリューム決定(2007年10月15日)
本年6/20の基準法の改正により、適判(適合性判定)物件か否かと言う判断が、申請上の大きな別れ目となる。
と言うのも、6/20以降の適判物件は10/16日現在確認が降りていないのが現状。そろそろ暴動が起こるのでは無いかと言う勢いである。この件に関しては、後のコラムで述べる事とする。木造2階建てである当物件は、通常であれば4号建築物(構造計算無用)として扱われるが、免震装置採用でしかも鋼製の架台の上に乗っている構造の為、3号建築物(木造以外の建築物)となり、構造計算が必要となる。しかし、ルート1(許容応力度計算)による構造計算により、危惧された適判を逃れる事が出来た。そして、ボリュームの決定。最終的な全体計画が見えて来た。詳細の詰めと構造的な詰めを行ない、免震計画に入る。全体スケジュールも見えて来た。
土質標本(2007年11月6日)
ボーリング調査の調査資料が完成し、土質標本が届けられた。免震装置を採用する今回の現場は、地質が最も重要である。液状化の疑いがある地盤であれば採用不可となる。
ボーリング調査の他、標準貫入試験、乱した試料採取、乱さない試料採取、室内土質試験、いくつかの検査の結果、液状化の可能性は無いと判断された。また、ローム層の支持力算定の結果、GL-0.8m(ローム)の直接基礎を採用する事となった。
外観素材スタディ(2007年11月8日)
外壁のスタディを行なう。当初からの施主の希望であるガルバリウム鋼板を全面に採用し、二棟の結節部であるエントランス部の素材と中庭の素材を検討する。
外壁の工業的な印象と内部の自然素材を主とする対比をコンセプトとした素材の選択を考える。中庭の外壁はすべて不燃木材とする事に決定。
エントランスファサードをどうするか?木材の張り方向をどうするか?スタディを繰り返す。

業者説明会(2008年01月31日)
業者説明会を行なう。今回は3社にお願いした。
約一ヶ月後に見積が上がってくる予定。
写真は今回展示する貼箱のカタログ。約2000点にも及ぶ貼箱を改めて拝見すると、展示什器や照明計画等、まだまだ詰めなくてはいけない箇所が多い事を実感する。


楠植樹(2008年04月19日)
中庭の楠を先行して植樹する。
立派な7m級の楠である。理由は二つ。
一つは移植適期の問題である。常緑樹である楠は萌芽前の3〜4月が最適期である事。もう一つは上棟後の移植は、クレーンを使って建物を跨がなくてはならない上、もう一つの移植最適期である梅雨時は当然足場が掛かっているので、さらに移植が困難である事による。慎重な墨出しの上に決定された先行植樹。確認申請の提出を急がなくてはならない。



隣地界壁撤去!(2008年06月10日)
隣地界壁の撤去が始まる。
いよいよ着工準備に取りかかる。現在確認申請審査中である。西側隣地境界壁を撤去し、新たにコンクリート+フェンスを設置する。
シンボルツリーの周囲の土留めを兼ねて設置予定。
今月末には終了。同時に確認申請受理予定、そして着工へと進む。




地鎮祭(2008年06月28日/大安)
6月末の大安吉日、梅雨の合間だが天気に恵まれ、地鎮祭
が行われる。先日無事に確認申請も降り、いよいよ着工
である。縄張りをチェックし、建物の配置を確認する。
南側と東側にある道路境界線からの離れを確認。
建坪50坪の広さを実感。中庭も予想以上に広い。
基礎の施工図を持ち帰り、構造事務所へ質疑報告。
来週から根切り工事が始まる。

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